AKIU SCHOLĒ 12月開校日。今年最後の授業。
- Mayu

- 2020年12月27日
- 読了時間: 4分
12月26日(土)
AKIU SCHOLĒ 今年最後の開校日でした。
お天気も良くて、寒くても雪の白さがとてもキレイで、
今日もとても雰囲気抜群の、コミンピングでした。

今日のAKIU SCHOLĒ の授業は、 ◎大人の生き方を知る授業 ◎2020年の振り返り でした。
大人の生き方を知る授業は、
毎回、ゲストをお呼びして、
もちろん、教員免許なんて全く関係なく、
ただ純粋に、
「どんな風に生きてきて、どんなことを感じてきて、どんな風に生きています」
ということを話してもらう、新しい形の授業です。
「授業」の経験なんてなくても、
うまいテクニックなんてなくても良いんです。
ただ、
生徒たちに、
「こんな生き方をしてる大人居るよ」
ということや、
そもそも「人生」なんて、“多様”であって当然で、
「生きたいように生きていい」なんて言わなくても、そんなこと大前提であることが、
伝われば良いなと思っています。
そしてその上で、
「じゃああなたたちは、どう生きる?」
っていうことに対して、
「自分の力で生きぬく力」を育むのが、
AKIU SCHOLĒ です。
今日のゲストは、元日本代表、現在書店経営の男性。
今日、
惜しげもなく何度も言ってくれた言葉は、
「夢を持とう」
というメッセージでした。
箱根駅伝に出たい、日本代表になりたい、
その気持ちを言えば、
そんなの無理だと周りから言われてきた過去があって。
そんなトーリーと共に、
現在は書店経営者である彼を支えてきた、
素敵な言葉の数々を交えて分かりやすく、
生徒と共有してくださいました。
ちらっと紹介します。
例えば、我らが大先生、安西先生。
(※生徒は世代じゃなくて知らなかった)
下手糞の
上級者への道のりは
己が下手さを
知りて一歩目

この言葉と共に、
「自分の弱みや出来ないことを知ることも、すごく大切なんだ」
と伝えて下さいました。
私が一番、刺さったのが、
ワンピースのこちらの一コマでした。
辛くない日などなかった・・・
希望なんか正直見えもしなかった
でもねルフィさん・・・
私‼‼‼
生きててよかったァ‼‼‼
今日という日が‼‼‼
やって来たから‼‼

辛いことは、人生のデフォルトだと思っています。
楽なことばっかりなんて訳なくて、
生きていたら、
大切な人を失うこともあれば
どんなに健康に気を遣っていても病に侵されることもある。
それでも、
生きるという選択をした先に、
「生きてて良かった」と言える日を信じられる強さを、育みたいです。
そして最後に・・・
尊敬してやまないという、猪木さんの言葉。
人は歩みを止めた時に
そして挑戦を諦めた時に
年老いてゆくものだと思います。
この道をゆけば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

という、
猪木さんの言葉で幕を閉じた授業でした。
終わってからも、
ゆるく自由に生徒たちと話をして、
生徒たちから、
「夢がないならどうしたら良いんですか?」
とか、
色んな情報の中で揺れ動く10代の気持ちに、寄り添ってくれました。
授業の中で一番、
AKIU SCHOLĒでのパワーワードは、
生徒の一人がなんとなく口にした
「月を壊したい!」
でした。(笑
でも、
こういう突拍子もないことでも、
「じゃあ、どうしたら良いんだろうね?」
と、目標設定を細かくしていくことの大切さ。
そんなワークもして下さいました。
ありがとうございました。(^O^)!!!

その後、
帰られた後は、
2020年の振り返りを行いました。
堅苦しくなく、
私からの問いかけに対して、
生徒たちが考えて、答える時間です。
この時間がなんとも、
私にとってかけがえないものです。
2人の大切な生徒と、
出会った1年でした。
月に2回の少ない開校でしたが、
休まずに、来てくれました。
親御さんにも、
感謝しても、しきれません。
今だから言える、
生徒のぶっちゃけ話も話してくれました。
3月、
どんな気持ちでここへ来たのか。
「親に、なんかよく分からないけど連れてこられて、
来てみたら、
やたら目をキラキラさせた先生が、
ここでは、
生徒のやりたいことをやるから、
やることは決まってません!
なんて言ってて、
よく分からないのに、更によく分からなかった!!」
って、言われました。(笑)
ほんと、そうだよね・・・(笑)
としか返せませんでしたが、
それでも休まずに来てくれたこの1年、そして、
嘘がない、そんな会話が出来ることが何より、嬉しかったです。
2020年、
大変な1年が終わろうとしていますが、
AKIU SCHOLĒは一足先に、
良いお年をのご挨拶をしました。
生徒と親御さんに、
AKIU SCHOLĒに賛同して、支えて下さるたくさんの方に、
感謝が溢れる1日でした。
がんばります。
ありがとうございました。




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