top of page
  • 執筆者の写真Mayu

【AKIU SCHOLĒ】開校日。自由と対話。

1月29日(土)


今日も朝から良いお天気でした^^☀

今日は、AKIU SCHOLĒの開校日です。

年末年始で色々と考えさせられた私だったので、

もう、来る生徒が1人だとしても、

0人だとしても、

とにかく自分の最善を尽くし続けるのみ、

というマインドで迎えられている開校日です。

そんな開校日の今日は、

5人の生徒が来てくれました。^^✨

コミンピングに差し込む明かりはとてもあたたかくて、



ゆったりまったり時間が過ぎます。


月に2回の開校日で、

毎回の授業で、

何を伝えたいかな?

を私が授業するものと、

あとは、

集まったメンツで出来上がる哲学対話。

2020年4月から、

本当に試行錯誤でやってきて、

ホワイトボード1枚にまとめてみたり、

プリントにまとめてみたり・・・

色々な形でチャレンジしていますが、

ここ数回は、こんな感じで、

対話がものすごく多いAKIU SCHOLĒ です。

今日の前半は、

「世の中科 ルールの授業」

でした。



最近の話から始まり、

ホッブズやロック、ルソーの社会契約のお話、

そして、

本題はルールの話。

そこから、

法律の話へ・・・。

という流れの今日でした。

私は教科で言えば、

「数学」の教員ですが、

典型的な、

“詰め込み型”の勉強をしてきたし、

元々記憶力も、頭の回転も悪い私だからなおさらに・・・

学校で習ったことは、

数学以外、完全に試験会場に置いてきました。

だから今になって、

学ぶことがシンプルに楽しくて、

授業づくりをしている時間は私自身にとっても興味深いインプットの時間です。

授業で使用したスライドをちらっとお見せします。

3人の少年と1本の笛

のところでは、

「法は君のためにある」

という本からお借りした画像と共に、

1本の笛を、

「君ならどんな理由で、だれに渡しますか?」




ということについて、

みんなであれこれ話しました。

この前に、

「すべて国民は、法の下に平等であり・・・」

という日本国憲法の文を引用したのですが、

この事例を通して、「平等」について考えを深めていきたいところでした。

「平等」に、とひと言に言っても、

それぞれの「価値観」や、

根本的な思想によって、

誰に渡すかが決まってくるもので、

今日のAKIU SCHOLĒでは、

面白いくらいに意見が割れました。

自分だけではなく複数の人が関与する事柄について決定したいとき、

どこに重きを置くのかは人それぞれで、

だからこそ、みんなが「平等」だと納得する答えを出すのって、

なかなか難しいよね

っていうことを、

なんとなく肌で感じられてたら良いなあ・・・

と思いながら、



「平等」を貫くと、

結果として不平等が起きてしまう、

絶対的に平等を貫くのではなく、

格差や、与えられた不遇な環境とかを配慮して初めて、

多様な人々が「よりよく、自由に生きる」を実現できるよね

なんて話を、

野球の試合を見ている有名な挿絵と共に授業で取り上げました。

哲学対話はもう、

その場にしか生まれない、

彼等の本音が本当にかけがえないなあ・・・

と思いながら、

10代の脆い時代を生きるみんなの口から繰り出される色んな言葉を聞いて、

微力だけど、

私に何ができるだろうと、

また今日から、次回の授業へ向けて準備を始めます^^✨

ということで・・・

親御さんもお見送りして、

最後の戸締りをしていたら、

猫が通り過ぎました。



今日も、お疲れ様、自分、

と思いながら、

次の仕事へ向かい、

今日もへとへとで、

ひとり反省会です。。。zzz


今日も、読んで下さって、ありがとうございました。(*^^*)



アメブロはこちら↓



閲覧数:84回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page