同じ目線になると、大人も子どもも無くなって、人を見ることが出来る。スコレーの文化。見学者の声。
- Mayu

- 2021年6月15日
- 読了時間: 6分
6月14日(月)
ジメジメしています。
気圧が低いからなのか、
昨日から頭が痛いです。
頭が痛いのは、
気圧のせいにしてしまえば、自分ではどうすることも出来ないので、
一件落着です(^○^)
ということで、
今日も高校訪問があったりで、
色々と感じたことがありますが、
気持ちの鮮度が高いうちに、
先日の開校日に来て下さった、
見学の方々の言葉を紹介しようと思います。
▽
先日の開校日は、
ブログにも書いた通りで、 AKIU SCHOLĒの生徒の参加はたった1人でした。 1人だろうと、 送り出してくれたお母さんに感謝です。本当に!! 実は、 お母さんとも開校日の後、 メッセージのやりとりをして、 心震える、 有難いエピソードがあったので、 そちらも後日、記事にしたいと思います。 そんな開校日、1人だろうと、 全く物怖じしない、 その生徒の姿を見て、 見学の方々が下さった感想がとても印象的でした。 ▽ AKIU SCHOLĒ では、 ゆるゆるとみんな集合し始めて、 来てからすぐに、「始めます!」ではなくて、 あえて、「空白」の時間を作っています。 その時間で、 初対面でも、 お互いの壁が薄くなるといいな、 この学校の「文化」を感じてくれると良いな、 と思っています。 で、 11時半になったら、 「じゃあ・・・始めますかあ・・・」 と、授業を始めます。 見学の方々は、 お互いにもちろん初対面の人も多く、 ニヤニヤしながら、 「皆さん、緊張していますか・・?」 なんて、言葉を投げかけました。 大人の方々が、 口々に、 「そりゃあ、、、ねえ、、、」 「この状況で緊張しない人居るんですか・・・」 なんて雑談をして、 生徒に振ります。 「○○〇君は、緊張してる?」 「いや。」 (一同笑) 来るのが2回目の大学生が、 「じゃあさじゃあさ、 ここに、ガッキー(新垣結衣)が居たら、 さすがに緊張する?」
「いや。」
(一同笑)
「芸能人も、別に一般人と同じ。」
(一同笑)
こんなやりとりをして、
生徒が、ぐっと、
みんな同じ目線、に引き込んでくれます。(^○^)
ここで、1人の大人の方がそんな姿を見て、
「大人って、何なんだろうと思わされますね・・・」
とおっしゃっていました。
そして、
お名前と、今の気持ちをそれぞれ言語化してもらいます。
これが、AKIU SCHOLĒの授業前にやる、
「チェックイン」と言う名の、ただの雑談です。(笑)
▽
今回は、
アサーティブコミュニケーション、
自分も相手も大事にして、自分の意思表示をするコミュニケーション方法、
というテーマだったので尚更、
「自分の素直な気持ち」、表現できているのか?
というところに焦点が置かれたから尚更に、
その生徒の、
「誰が何と言おうと、自分はこう思う」
をはっきり言う姿が、
周りの大人たちには、
爽快に見えたみたいです。
では、ここから、最後のチェックアウトの時、
参加者の方が実際に下さった声を、お届けします。
▽
お仕事柄、障がいのある方とコミュニケーションをとる機会の多い男性の方は、
普段、障がいのある人とのやりとりで、伝えることの難しさを感じている。 言葉では、伝わらないものがある。 伝わっているのかどうかすら分からないことも多々ある。 だから、 子どもも大人も関係なく、 伝わる、伝わらないって、人の一番大切なことなんじゃないかなと思う。 なのに、なかなか教わらない。 みんなそれぞれのやり方で学んでいくから、学べる機会があるのは嬉しい。
と、ご自身の経験と合わせてご意見をくださいました。
大学生の学生さんからは、
学校で教わらない話だと思った。 最近ネットの記事で、 これからの時代は誰かと違う個性を持っていないといけない。変わり者であれ。 という内容の記事を読んだ。 でも今日は、人と違わないといけない、ではなく、 自分のタイプを知って、その上でどうするのか、という流れがあったことが、良かった。
という声を頂きました。
のび太でもジャイアンでも良くて、
でも、自分にはそういう所があることを知って、
大切にしたい人と、自分の気持ちも相手の気持ちも大事にして、コミュニケーションを取れたら良いなと思います。
20代社会人の男性からは、
アサーティブコミュニケーションの点数が、案外低かった。 でも思えば自分は、Aなら〇、Bなら△、というように、 いつも体系化して分かりやすくする、という風にしていて、 相手によって柔軟に、とはしていなかったのかも、という気付きがあった。 考えの余白がないということに気付かされた。 頭の固さがあるから、余白を大事にしたい。 それに自分は、感情を表に出すことをあまりしない方だということにも気付いた。
と頂きました。
私からは、活発な青年!に見えましたが、
普段は淡々と、何事も器用にこなすタイプで、あまり感情の起伏を出さない、
という意外なことを話されていました。
そして、高校生のお子さんを持つ、
岩手からお越しの女性からは、
アサーションは知っていた。アサーション専門の先生から教えてもらっていたが、 アサーティブコミュニケーションが出来ると、自尊心が高くなるというのは発見だった。 自分がのび太タイプだから、自己主張が出来なくて、今は主張を出来るように今努力しているところ。 大人ならば、経験を積んで、出来るようになるけれど、子どもの頃は限られた人間関係、同じ年齢の中で苦しさを感じていた。 日本人はみんなに合わせないと、という空気があるから、そういうのが窮屈だと、子どもたちは苦しいのかな、殻にこもってしまうのかなと思う。子どもがいじめに遭って、ふさぎ込んでいる姿を見ていたから尚更にそう思う。 子どもの頃からコミュニケーションは学ぶ環境があれば、子どもたちはもっと、楽に成長できるのかなと感じる。
という、ご自身のこと、お子さんのことを思い出しながら、
感想をくださいました。
この女性は、わざわざ岩手から、2回目の参加です。(´;ω;`)
▽
こんな感じで、
大人の方も率直な感想を下さって、
まだ中学生の生徒は、
どんなことを感じて、どんな風に考えたのかな・・・・
とも思います。
感想文を書かせることもないし、
無理に言語化もさせません。
なので、皆さんから感想を頂いた後、
唯一の生徒のチェックアウトの感想は、
「川が気持ち良かった」
「神様を見つけた」
でした。(笑)
2個目に関しては、
フリータイム中、彼と共に過ごした二人のお兄ちゃんには通じていましたが、
それ以外にはなんのこっちゃです。(笑
何でも、言いたくなったら言うし、
言えるようになったら言うと思っています。
急がなくても、
刺激のある環境の中で、
生徒たちは成長していっています。

▽
ということで、
参加して下さった方の意見を共有してみました。
初回は入場料300円のみ、
2回目以降の大人の方の見学は、
500円からのドネーション制にしています。(*^^*)
(大学生は無料)
まだまだ、
生徒数は少ないですが、
興味のある方、応援して下さる方、
是非お越しください!




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