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2年前の今日。

  • 執筆者の写真: Mayu
    Mayu
  • 2020年3月1日
  • 読了時間: 5分

平成30年3月1日㈭

時は得難く失い易し どうも、担任です。 みんなが、教室に来なくなってから、 毎週8時間あった数学の授業もすっぽり無くなって、 時間がたっぷりあるから、 最後の学級通信に、何を書こうかと、 考える日々だったのだけど、 結局、やっぱり、みんなの顔見てからでないと、 書けずで、今2/28(水)の夜9:00です。 みんながこれを読むのは多分、 3-1、最後のホームルームだから、 担任は、もう、それはもう目も当てられないくらい、 泣いているかもしれないです。 泣いてしまっては、伝えたいことも、 うまく伝えられないかもしれないので、 この学級通信に、少し想いを込めようと思います。 最後のホームルームは、多分、 みんなの保護者の方も、 後ろの方に立っていらっしゃると思います。 卒業式の、この日に、改めて、 考えてみて欲しいことのひとつは、 やっぱり、 “みんながここまで成長してこれたのは・・・” ってことです。 学級通信では、けっこう書いてる話なのだけれど、 改めてね、みんながこうして、 「歩くこと」を「普通のこと」として、 今居られるのは、 みんなが、まだ赤ん坊の頃に、 歩こうとして、でも転んで、それでも、 何回失敗しても、歩くことに挑戦してきたから、 今、こうして歩けるんです。 これは、みんなの、努力と成長の証です。 でもね、もし、そこで、 転んだりするのは危ないし、 なんて言って、 失敗から、遠ざけられてしまっていたら、 みんなは、もしかしたら、 歩けなくなっていたかもしれないです。 だから、保護者の方が、 死に至らない失敗を、安全にできるように、 見守っていてくれたことは、 みんなにとって、 すごく、すごく、有り難いことだと、 改めて、思います。 保護者の方の、“支え”というものだと、思います。 だから、 みんなの、挑戦と、失敗で、 みんなはここまで成長してきたのはもちろん、 あなたたちの力だけれど、 そこには、必ず、 見守っていてくれている大きな支えがあるということを、 これまでも、これからも、 忘れちゃいけないことなんだろうな、と思います。 卒業式の、この日に、改めて考えてみて欲しいことです。 ありがとうを、伝えて欲しいです。 みんななりに、伝えて欲しいです。 そして、このことに関連して、 失敗から遠ざかろうとすると、 やろうと、挑戦したことはもちろん、できないです。 どんなことも、成功の連続なんてことは、ないです。 必ず、失敗が、あるんです。 だから、赤ん坊にも、挑戦し続けられる力が、 人間にはあるんだと思います。 初期搭載です。 でも、残念ながら、大きくなるにつれて、 失敗して怒られたり、バカにされたり、 そんな場面を目にしたり、 そんな経験から、失敗して恥をかくぐらいなら、 このままでいいやと、自分に出来そうなことしか、 選ばなくなる人もいます。 そうすると、 人は、失敗から遠ざかると、 人は、成長できなくなります。 だから、大人になればなる程、 赤ん坊のように勇敢に挑戦する人は、少なくなります。 これはとても、もったいなくて、残念なことです。 だって、 挑戦は、人間の、初期搭載で、年齢制限のない力です。 小さい頃、たくさん成長できるのは、 その分、たくさん失敗してるからです。 いくつになっても、新しいことや、やりたいこと、 好きなことに勇敢に挑戦し続けて、 失敗しても、乗り越えようとする人は、 赤ん坊のように、成長できると思います。 失敗して恥かくくらいなら、やらない。 では、自分にできないことが、増えます。 自分にできないと、「してもらう」しかないです。 「してもらう」と、どんなことも、できなくなります。 夢だって、叶えてもらうと、叶えられなくなるかもしれないです。 だから、卒業して、みんなこれから別々の道で、 生きていくことになるのだけれど、 “やりたい”と思ったことは、やるといいです。 自分で。 どうすればいいのか、 分からなければ、調べればいいです。 自分で。 前にも書いたけど、 「今夜グラタン食べたい」も、夢です。 叶えればいいです。 小さいから夢じゃないとかないです。 “やりたい”と思ったことは、 どんどん挑戦してみてほしいです。 それを、「ムリムリ」とか、 「よーやるわ」とかって、 バカにする人の言うことは、ムシです。 自分の意志を、大切にしてください。 「ムリムリ」って、言ってくる人が多くて、 心が折れそうな時は、人に頼っていいです。 そういう人が近くに居なければ、、、、 私だったら、アインシュタインとか、 ココシャネルとか、 昔の人たちの言葉に助けられたりします。 でも、せっかくできたみんなとの縁です。 3-1の誰かとか、高校の誰かとか、誰でも良いです。 私でも良いです。 困ったときは、声かけてください。 縁ってそういうものです。 だから大事です。 これまでの、人とのつながりも、 これからのつながりも、 大切に、して下さいね。 ・・・・・・・・・ みんなそれぞれ、元気なら、 宝くじ当たらなくても、それで。 1年間、正直しんどかった人も、楽しかった人も、 ここでまずはリセットです。新生活です。 担任は遠くからいつでも応援しています。 1年間、本当にありがとうございました。

こんな感じで、担任をもった4年間、

毎週ちっっっさい字で、句読点ばかりで綴り続けた学級通信が、

実は、今これからやろうとしていることに、

繋がっていると改めて感じました。

見失いそうになる自分の原体験、

大切にしたいこと、けっこう、ここに詰まってたなって感じました。



私はやっぱり、なんと言っても、“この仕事”が大好きなんです。




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